ライダースの定番ブランド「ルイスレザー」
世界的に人気があることと値段も高いため、オークションやフリマアプリで「偽物」を掴まされないか心配ですよね。
この記事を読めばルイスレザーの偽物の有無や個人売買の対処方法などが分かるはずです!
【注意】ルイスレザーの偽物は存在する
ルイスレザーをオークションやフリマアプリで購入しようとしている方、ご注意ください。
ルイスレザーには「偽物が存在します」!
人気モデルや別注モデルの偽物が存在する
ルイスレザーの人気モデルと言えば「サイクロン」「ライトニング」「ドミネーター」「コムデギャルソン別注」などですが、とくに「コムデギャルソン別注」の偽物は、他の定番のラインナップよりも多いようです。
定番モデルの偽物は意外と少ない
もしかすると、オークションやフリマアプリに出品されているルイスレザーは「偽物ばっかり!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
鑑定士の目線で見ると、実はそれほど多くありません。
200~300着に1点あるかないかくらいだと思われます。
【これは偽物?本物?】ルイスレザーの偽物を疑ってしまうポイント
①胸元のロゴパッチ(楕円/スクエア)のステッチ
ルイスレザーの所有欲を満たす要因の一つ、「胸元のパッチ」
このロゴがカッコイイんですよね。
ルイスレザーのパッチは楕円形のものとスクエア(長方形)のものがありますが、この形によって本物か偽物かというのは基本的に関係ありません。
見るべきは、プリントの「字体」と「ステッチ」です。
あまりにステッチが斜めになっていたり、ロゴに被さるようにステッチが入っているものは偽物の可能性が高いです。
ただ、ルイスレザーはライダースブランドなかでは価格高いというだけで、ルイヴィトンやエルメスなどの高級ブランドと比較すると縫製は雑です。
写真のようにレザーが少し余るくらいのスペースがある程度や、若干ステッチが曲がっているくらいなら許容範囲だと思います。
②首元のAVIAKITのラベルの素材・縫製・色
ブランドのプライドを示すと言われる「ラベル」
ルイスレザーのラベルはサテン生地のようなツルツルした光沢のある素材を用いています。
写真のAVIAKITの文字の色が黒でウイングが赤ですが、70年代のラベルは赤文字のAVIAKITにブルーのウイングといったものも存在します。
ステッチは黒や白などがあり、様々です。
また、写真のように本物であっても「すこし雑」な縫製なので、縫製が汚いからといって偽物だというわけではありません。
偽物の場合、ラベルの素材や字体、色文字の色味が若干異なるようです。
ラベルについて詳しく知りたい方は別サイトの「ルイスレザーのタグを見て年式を見分ける方法」という記事が参考になると思います。
さらに深堀したい方はこの記事を最後まで読んだらチェックしてみてくださいね。
③ルイスレザーの内タグがない物は存在するのか?
ルイスレザーに左側についている内タグですが、ごくまれについていないものが存在します。
基本的には付いているのですが、
・オーダーの際に外してほしいと頼んだもの
・取れてしまったもの
があげられます。
ルイスレザー取扱店に「内タグは付けないことは可能か?」と確認したところ、「基本的には必ずお付けしている」という回答でした。
公にはそういったことは行なっていないようですが、お付き合いのなかでそれが可能なのかもしれません。(不確かです)
また、何かの拍子で内タグが外れてしまうこともあるようです。
その際はタグが付いていた痕跡があるのかは必ずチェックしましょう。
個人売買で内タグがない物は、基本的に手は出さない方が無難です。
④レザーの縫製が雑なものは偽物か?
ルイスレザーに関わらず、赤い丸が付いている部分はレザージャケットの縫製では技術的に難しいポイントです。
レザーが重なっている部分でやりにくいうえに奥まった場所で細かい作業となるためです。
ルイスレザーでも赤い赤い丸の部分は縫製が雑になりやすく、「これ、本当に本物だろうか?」というレベルのものもよく見かけます。
写真はジップのテープとレザーの縫い合わせの部分が斜めになってしまっていますが、本物です。
それくらい、ルイスレザーの細かい部分の縫製は「完ぺきではありません」。
「雑」だと感じたからと言って偽物だと断定できないのが鑑定の難しいところです。
また、腰のアジャスターのレザーの先端なども縫製が雑になり易いようです。
この写真は綺麗に縫製されていますが、レザーのカットに沿っていないステッチなどはよく見かけます。
皆さんのルイスレザーのステッチはいかがですか?
ぜひチェックしてみてくださいね。
これは確実に偽物!?ぜったいに買わない方がいいものとは
先程はルイスレザーの偽物っぽい造りでも本物だという部分をご紹介しました。
ここからはほぼ確実に偽物だと断言できるレベルの見分け方をご紹介します。
写真をご用意できないのが残念ですが、もしお写真を下さる方がいらっしゃいましたらご連絡くださいませ。
①偽物の可能性大:ロゴにステッチ(縫製)が被っている
ブランドのロゴというのは、いわばブランドそのものといって過言ではありません。
そのラベルにプライドが詰まっていると考えて良いと思います。
そのブランドの顔であるロゴにステッチ(縫製)が被っているものは、偽物の可能性が非常に高いです。
個人売買などのサイトで、ロゴにステッチが被っているものは避けた方が良いです。
②偽物の可能性大:縫製がぐちゃぐちゃに曲がっている
ルイスレザーというブランド自体、たしかに縫製があまりきれいではないのですが、それでも「ぐちゃぐちゃ」というほどではありません。
直線が明らかに曲がっている、際の処理が縫製できていない場合などは偽物の可能性が高いです。
むしろ、高いお金を払ってわざわざ縫製がぐちゃぐちゃなブランドをそれでも着たいか?という価値観も必要だと思っています。
ブランドとしての品質はそういったところだと思います。
③偽物の可能性大:明らかに素材が安っぽい
ルイスレザーの革は「特に非常に良い」というわけではないのですが、一定基準は保たれています。
ペラペラで耐久性がなさそう、生体傷が多い、革が生臭い、シルエットがぎこちないなどの場合は品質が悪い例です。
シープスキンや最近の薄いホースハイドなども存在するので一概に決めつけられませんが、傷や革の臭い、シルエットなどをよく見極めるとどんなものが偽物かわかるようになってきます。
ルイスレザーの本物を安く安全に買うにはどうすればいい?
ルイスレザーの偽物は少ないとはいえ、個人売買では不安がつきものです。
特にコムデギャルソンなどの別注アイテムは注意しなければなりません。
高いお金を払って偽物だったらとても悲しいですよね。
無駄なリスクを負わずに安心して買うなら、楽天市場に出店しているリユースショップがお勧めです。
ルイスレザーは豊富に出品されているのでチャックしてみる価値はきっとあります!
ルイスレザーの中古を買う時の注意点
今回はルイスレザーの偽物・本物についてご紹介いたしました。
安心して買うならリユースショップとお勧めしましたが、ルイスレザーを買う時に注意することがあります。
ここちらもぜひ合わせてお読みください。
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