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【知ってた?】ウィングチップシューズはビジネスシーンでアリ?その歴史とは

ウィングチップシューズはビジネスシーンで履いてもいいの?

ビジネスシーンにおいて「靴」で「常識」をはかられてしまうことがあります。

ではウィングチップシューズはビジネス的にアリなのでしょうか?

それとも...?

この記事ではウィングチップシューズがビジネスシーンでどのように見られるのか。

また、ウィングチップシューズはどのようなシーンで履くべきなのかご紹介していきます。

記事を読めばこの知識をコーディネートに活かせること間違いありません。

 

【結論】ウィングチップシューズはビジネスシーンでも「OK!」

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簡潔にまとめると、ビジネスシーンでスーツを着用する場合でも、ウィングチップシューズは「履いてもOK」です。

ただ、全面的にOKというわけではありません

つま先にW型の装飾がされていますが、これは「カジュアル」なものなので、履くシーンを選びます。

勘違いされがちですが「絶対に履いてはいけない」ものではありません。

ではウィングチップをビジネスシーンで履かかない方がよい場面を解説します。

 

ウィングチップは「装飾」でありフォーマルではない

出典:くつコレ様

スーツを着用するビジネスシーンにおいては、お客様とお話しする機会や他社の立場が上の方とお会いする機会があると思います。

その際「カジュアルな装い」でよいのか?というのが判断のポイントになってくると思います。

ウィングチップは「装飾」なので、装飾品を身に着けることが許される関係性やシーンではないなど「フォーマル」な場面ではウィングチップは避けた方がよいでしょう。

例えば面接、大切なお客様、親しくない目上の方と会う場合など。

ある程度カジュアルな装いでも許される関係性や場面、「オシャレ」ができる環境ならとくに問題ないと思います。

なお、ビジネスシーンで履くなら「黒の内羽根式」です。

英国では黒の内羽根式ウィングチップ(ブローグシューズ)はビジネス用、ブラウンはオフタイム用という認識がありますので、これは押さえておきたいポイントです。

 

そもそもウィングチップって何?

WING(翼)のようなデザイン

WING-TIP(ウィングチップ)という名称のように、W型の革装飾が翼のようであることからそう呼ばれています。

じつは日本人の多くがウィングチップと呼ぶのはアメリカファッション文化の影響で、英国ではブローグシューズと呼ばれています。

 

ウィングチップの発祥はスコットランド・アイルランド

ウィングチップの発祥は古く、16世紀~17世紀頃のスコットランド~アイルランドのケルト系民族のゲール人の労働靴がルーツと言われています。

今日のウィングチップシューズにも見られるギザギザの切り返しや、ブローグと言われる穴飾りはこの頃から存在していましたが、W型の革装飾はまだなかったようです。

当時は労働靴(作業靴)として使用され「クアラン」「ラリオン」という名称があったようですが、19世紀末に英国貴族たちが散策やハンティング用のいわゆるカントリーブーツへと変遷を遂げました。

 

ブーツから紳士靴へ

出典:PREMIUM ONE

作業用のブーツから紳士靴になり、W型の革装飾が施されるようになったのは1900年代初頭で、「内羽根式」にすることで「ドレスシューズ」として英国紳士達から人気を集めました。

ビジネスシーンで履く「黒の内羽根式」はこのタイプです。

※写真は内羽根式でウィングチップがサイドエンドになっている英国式のフルブローグシューズ

 

アメリカでウィングチップシューズは変遷を遂げる

出典:Z-SPORTS

第一次世界大戦後、ブーツや内羽根式のブローグシューズがアメリカに渡り、ワークブーツやカジュアルシューズとして独自の改良がおこなわれるようになりました。

外羽根式に変更され、ウィングチップも上の写真のようにつま先から踵まで包むように変遷されました。

これはロングウィングチップと呼ばれています。

このタイプはカジュアルな靴なのでビジネスシーンよりオフタイムで活躍します。

 

【鑑定士厳選】ウィングチップシューズのおすすめブランド

CHEANEY(チーニー)

CHEANEYのロゴ

公式サイト:http://cheaney.jp/

 靴の聖地、英国ノーザンプトンにファクトリーを持つ老舗ブランド。

高級紳士靴ブランドのなかでは比較的手を出しやすい価格帯にも関わらず技術は一流。

トラディショナルでありながらトレンドを感じるシルエットが人気。

他のブランドにも引けを取らないウィングチップの定番ブランドです。

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CROKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)

クロケット&ジョーンズのロゴ

公式サイト:https://www.crockettandjones.com/

厳格な英国紳士靴の定番ブランド、クロケット&ジョーンズ。

基本的なデザインはスタンダードですが、つま先のカーブがスマートなのが特徴です。

また、使用された341というラストが「紳士靴」として厳格なシルエットを生み出しました。

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EDWARD GREEN(エドワードグリーン)

エドワードグリーンのロゴ

公式サイト:http://www.edwardgreen.jp/

創業129年以上、英国ノーザンプトンの老舗ブランドであるエドワードグリーン。

生前、「英国でも稀代の才気煥発な靴職人」の名声を得ていました。

少数生産のブランドとしても知られ、人気があるため手に入りにくい。

世界トップレベルの上質なカーフを使用している。

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TRICKER'S(トリッカーズ)

トリッカーズのロゴ

公式サイト:https://www.trickers.com/

外羽根式のカントリーシューズ、ブーツの代表と言えばトリッカーズ。

カジュアルスタイルのウィングチップの定番です。

ゆったりしたシルエットが特徴的で、ジーンズやレギュラー~太めのパンツと相性抜群です。

ソールにダイナイトソールを採用するなど、グリップが効いた歩きやすさもポイントです。

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「バートン」というローカットモデルのほかに、「ストウ」というカントリーブーツも定番です。

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ALDEN(オールデン)

オールデンのロゴ

公式サイト:http://aldenshoe.com/#&panel1-1

アメリカシューズブランドの最高峰と名高いオールデン。

アメリカントラッドには欠かせない憧れとして人気です。

オールデンといえば「コードバン」という艶のある革を使用したものが人気ですが、カーフも良い素材を使用しています。

アメリカらしい剛健さを感じる紳士靴を試してみませんか?

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Allen Edmonds(アレンエドモンズ)

アレンエドモンズのロゴ

公式サイト:https://global.allenedmonds.com/

アレンエドモンズは創業約100年になるアメリカの高級紳士靴ブランド。

第二次世界大戦では軍に靴を支給していたことから多くの支持を得て、その影響から歴代の大統領の演説やホワイトハウス発登頂の際に履かれるのが伝統のようになっていった背景を持つ。

360度グッドイヤーウエルト製法など、アレンエドモンズ独自の技術があることも魅力的です。

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ウィングチップシューズについてのまとめ

ブログ冒頭にも記載しましたが、ウィングチップシューズはビジネスシーンでも履いてOKです!

ポイントは

・フォーマルなシーンではNG

・内羽根式

・黒

を選ぶとビジネスシーンで活躍すると思います。

反対に

・外羽根式

・ブラウン

のものはオフタイムにおススメです。

冠婚葬祭、とくに葬儀の際はフォーマルな場なのでウィングチップはNGと覚えておきましょう。

 

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