ブーツをはじめ、レザージャケットや革小物で「ラフアウト」や「スエード」と表記されているものがあります。
皆さんはその違いをご存じでしたか?
実は明確が違いがあるんです。
この記事では「ラフアウト」と「スエード」の違いを分かりやすく解説します。
【結論】ラフアウトとスエードの違いは「毛の長さ」!?
まずは2つの写真を見てみましょう。
見比べると質感の違いは分かりますが、どちらがどちらでしょうか?
正解は【左】ラフアウト【右】スエード です。
名称の通り、「ラフ」な仕上がりになっているのがラフアウトです。
スエードは表面が綺麗に整えられていますよね。
この違いでかんたんに見分けることができます。
ではこの二つ、どのような処理でその違いが出るのでしょうか?
ラフアウトは革の裏を起毛させて仕上げる
ラフアウトもスエードも革の裏側ですが、ラフアウトはヤスリなどで起毛させた仕上がりです。
革の表情はその質感や鞣しの工程により様々です。
余分な繊維はカットしているようですが、あえて丁寧に仕上げないとところがワイルドな印象を演出しています。
スエードは毛の長さを短く揃えて仕上げる
スエードの仕上げは非常に丁寧なものです。
ヤスリなどで起毛させた繊維を短くカットし、均一になるように整えます。
スエードの良し悪しは「毛の短かさ」「柔らかさ」などで決まるそうです。
より短く柔らかいものが高級ブランドなどで採用されています。
ラフアウトを使用したオススメブランド
WHITE'S BOOTS(ホワイツブーツ)
出展:ブーツとスニーカー Face to Face
ワークブーツの王様「ホワイツブーツ」
ホワイツのラフアウトを使用したモデルは・スモークジャンパー・ノースウエスト
などです。
ホワイツの新品は10万円前後と高額ですが、ユーズドなら2万円台から5万円台で購入することができるのでおススメです。
WESCO(ウエスコ)
ホワイツと並ぶ人気のWESCO(ウエスコ)
代名詞のエンジニアブーツBOSSのラフアウトは世界一武骨なブーツともいわれています。
他にもジョブマスターというワークブーツも人気です。
一生のブーツをラフアウトのウエスコにしてみませんか?
スエードを使用したオススメブランド
clarks(クラークス)
出展:SHOES WAN楽天市場店
広い世代から知名度抜群のクラークス。
とくにラバーソールとモックトゥが特徴のワラビーブーツが人気です。
クラークスのスエードは非常に柔らかく上質にもかかわらず価格的にリーズナブルなのも魅力です。
ALDEN(オールデン)
アメリカ靴の王様、オールデン。
オールデンのスウェードは数あるスエードシューズのなかでも世界トップクラス。
手入れさえすれば一生を共にできます。
上品なスウェードブーツをお探しなら、オールデンを強くおススメします。
ラフアウト、スエードの違いは解決できましたか?
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ラフアウト、スエードの違いについて、疑問は解決できましたら幸いです。
セカンドスピリッツはブーツや革靴の買取を行っております。
もしご不要な靴がありましたらぜひご依頼くださいませ。
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