「ほっとけよ」そんな声も聞こえてきそうなタイトルで失礼します。
僕自身「これとこれを組み合わせたら合わないかな？」と思うことや、「今思えば昔はすごく変なカッコしてたな...」と思い返して叫びたくなることがよくありました。。。
その時調べたことや、個人的なファッションの組み合わせについてブログに書くことにしました。
ルイスレザーとワークブーツの組み合わせは「めちゃくちゃ難しい」
ダサいとか、カッコいいとかは「本人がよければいい」のですが、個人的にかなり難しい組み合わせだと思っています。
そもそもルイスレザーはUKのライダー向けに作られたライダースジャケットで、武骨ですが英国仕様でレギュラータイプののシルエットでさえスタイリッシュなのが特徴です。
ワークブーツは「作業用」のブーツで、質実剛健が特徴で野暮ったさがカッコいいとされています。
極端に言うと「用途」だけでなく「カッコいい」の方向性がまるっきり異なるんですよね。
ルイスレザーと合わせにくいワークブーツ
レッドウィング／アイリッシュセッター
出典：アルカヤ靴店（楽天市場）
ワークブーツの定番、レッドウィングのセッターはルイスレザーとコーディネートするのがとにかく難しいです。
ルイスレザーもレッドウィングもパンクやアメカジといったそれぞれのジャンルの「主役」的な存在なので思いっきり喧嘩してしまいます。
しかし、アメジャンと呼ばれるschottやvansonのライダースはカッコいいの方向性に「野暮ったさ」があるので相性はかなり良いと思います。
レッドウィング／ロガーブーツ
出典：Foot Monkey楽天市場
こちらもワークブーツの定番、レッドウィングのロガーブーツ。
セッターほどではありませんがルイスレザーと合わせると違和感が出やすいワークブーツです。
「ロッカーズ」などの背景を考えると「マッチするハズシ」ではないと思います。
ホワイツブーツ／スモークジャンパー
出典：Mini Monkey
キングオブブーツと名高いホワイツブーツ。
ルイスレザーもとても良いものなので、良いものと良いものを組み合わせたくなるのですが、相性はあまりよくないと思います。
とてもカッコいいブーツですが、足元のアメカジ感が強すぎてルイスレザーのスタイリッシュさと相いれない印象になってしまいます。
他にもルイスレザーと合わせるのが難しいブーツはありますが、割愛します。
この記事には賛否あると思いますが、以降は個人的な考察を交えたり、ルイスレザーにオススメの靴などをご紹介したいと思います。
今はほとんどクロスオーバースタイルだから問題なくない？
「クロスオーバースタイル」が主流なのは、ほんとにその通りだと思います！
パンク×モード
ストリート×アウトドア
スポーツ×ラグジュアリー
沢山のスタイルが融合しているのが当たり前ですよね。
ただ「カッコいいの、方向性」はある程度定まっているように感じます。
半面、ルイスレザーとワークブーツの相性が悪いと感じるのは「方向性が定まりにくい」からだと思っています。
とくに先ほど例を挙げたUS系ブランドのワークブーツとはごちゃごちゃになりやすい印象です。
そしてそれはなぜなのか、考えてみました。
ルイスレザーとUSワークブーツは「似ているのにテイストが違う」
クロスオーバースタイルが当たり前と言いましたが、「ハズシがマッチ」している状態に成立するんですよね。
例えば
・スラックス×スニーカー
・革ジャン×ネクタイ×スラックス
・Ｔシャツ×中折れハット
のような感じです。
スタイルが「異なる」のに「マッチ」するから成立します。
ですが、ルイスレザー×ワークブーツはスタイルや素材が「似ている」のに「テイストが違う」ので「なんか合わない」になりやすいんだと思います。
とくにUSブランドのREDWINGやホワイツなど質実剛健なイメージのワークブーツは英国のスタイリッシュなイメージとテイストが異なるため、スタイルが定まらない現象が起きます。
しかし、ルイスレザーにエンジニアブーツを履いている人を見かけます。
しかもマッチしている気がする。
それはなぜなのか考えてみました。
ルイスレザー×エンジニアブーツがワークブーツよりなんとなく合う理由
エンジニアブーツがルイスレザーとマッチするのは、「ライディングブーツと形状がほぼ同じ」ということと、ルイスレザーにもエンジニアブーツがあるからだと思います。
実際にエンジニアブーツを見てみましょう。
WESCO ウエスコ のエンジニアブーツ／ボス
出典：WHAT'S UP SPORTS
US系エンジニアブーツの参考画像に用意したのが「WESCO BOSS/ウエスコ ボス」です。
エンジニアブーツの最高峰とも言われており、ルイスレザーとウエスコのエンジニアブーツを合わせる方はかなり見かけます。
むしろ界隈によっては定番のスライリングと言ってもいいかもしれません。
次にルイスレザーのエンジニアブーツを見ていきます。
LEWIS LEATHERS ルイスレザー／エンジニアブーツ(ライディングブーツ)
これはルイスレザーのエンジニアブーツです。
正確には「エンジニア」ではなく「ライディング」ブーツです
エンジニアブーツと比べるとヒールが低く設定されており、アッパーやトゥもコンパクトなシルエットになっています。
エンジニアブーツとよく似た造りなのであまり違和感なく馴染むのだと思いました。
ルイスレザー×ワークブーツは「柄×柄」の効果と同じ？
個人的な考察ですが、コーディネートの主役であるルイスレザーのライダースジャケットと、アメカジのド定番であるワークブーツは、どちらもジャンルの主張が強いため馴染みにくいという考えに至りました。
例えると「花柄」に別のテイストの「花柄」を組み合わせて「合わない」という感覚に近いと感じました。
では、どういった靴ならコーディネートしやすいのでしょうか。
バイヤーが思うルイスレザーに合わせやすい靴とは？
↑上のリンクからおススメの靴をご紹介しています
バイヤーの結論：好きな靴を履こう
色々と書きましたが「自分が好きでコーディネート」しているならOKだと思います！
自分が楽しむためのファッションなので、気にしすぎて楽しめないなら意味がありませんよね。
少しでも歴史的な背景やファッション的にアリかナシかも気になる場合はこの記事が参考になったらうれしいです。
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