クロムハーツはシルバーを使用したゴツゴツとしたデザインが人気ですが、
世界のVIPは「22K」「18K」という金を使用したジュエリーを身に着けていますよね。
では22Kや18Kは何が違のかご存じでしたか?
この記事では、鑑定士がその違いについて解説します。
豆知識やジュエリー選びの参考になったら嬉しいです。
【結論】22K、18Kは「金の純度の違い」だった!
一言で「金」と言っても、金には純度があることはご存じですか?
上の写真は「インゴット」と呼ばれるもので、純度が99.99%の金塊です。
9が4つそろっていることから「フォーナイン」と言われることもあります。
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金の純度が高い順と含有量
・K24(24K)/999.9 (24金)
・K22(22K)/917 (22金)
・K20(20K)/834 (20金)
・K18(18K)/750 (18金)
・K14(14K)/584 (14金)
・K10(10K)/417 (10金)
・K9(9K)/375 (9金)
・K7(7K)/292 (7金)
上の数字は、主に装飾品やその他の加工品に刻印される数字です。
K=Karat(カラット)という「重さの単位」であらわされています。
横の3~4桁の数字は含有量の%です。
例えば、18K=750=75%金が使用されているという見方になります。
ジュエリーでは「K9~K18」がよく使用されています。
ホワイトゴールドも純度は変わらない
上の数字のように、クロムハーツで使われているのは22金、18金です。
18Kにはホワイトゴールドもありますが、18Kの純度が75.0%なので、他の25.0%に銀色の素材を含ませることでホワイトゴールドを表現しています。
また、K9~K14でもホワイトゴールドは表現できます。
ではなぜクロムハーツでは「K9~K14」が使われないのでしょうか?
クロムハーツが22K、18Kを使用するのは「高い」から
他の純度もあるのに、クロムハーツはなぜ22K、18Kを使用しているのでしょうか。
一言でいえば「高い」からです。
クロムハーツはラグジュアリーブランド
「高い」と言ってしまいましたが、クロムハーツはラグジュアリーブランドなので「良い素材」を使います。
そのためラグジュアリージュエリーブランドとして最も適した素材が「22K」「18K」だったと言えます。
金は、純度が高いと柔らかい
「良い素材」なら24Kでいいだろ!と考えてしまいそうになりますが、これは「金」という素材の特性を知らなければいけません。
金は純度が高いと柔らかいという特性があるため、ジュエリーにはきわめて不向きです。
・傷が付きやすい
・へこみやすい
・歪みやすい
こういった理由でクロムハーツでも使用されていない可能性が高いと思います。
金は、純度が低いと固い
逆に、純度が低い金は「固い」です。
例えば9Kの場合、金の含有量は約37.5%です。
その他の62.5%は、銅などの比較的安い素材です。
その「安さ」がラグジュアリーブランドにはマッチしないため、使用されていないと推察しています。
22K、18Kはラグジュアリージュエアリーに向いている
クロムハーツの「ブランディング」や「素材の特性」によって、22K、18Kはベストな素材だと思われます。
一言で表すと「純度が高く高級で、傷が付きにくく加工しやすい」といったところだと思います。
22K、18Kを使用したクロムハーツ一覧
22K リング
【 クロムハーツ 22K ベイビークラシック ダガーリング】
細身のボディなのでゴールドのいやらしさがなく、上品な印象です。
ダガーなのでクロムハーツらしいハードさも健在。
ゴツゴツしたくない方、女性にもおススメです。
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【クロムハーツ K22 バブルガムリング w/3 CHプラス】
3連クロスがポイントの小ぶりなリング。
女性に人気のリングですが、男性にも重ね付けやシンプルなファッションにピッタリです。
ピンキーリングとしても◎
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【クロムハーツ 22K セメタリーリング】
アイコンであるクロスが重なったクロハーツらしい重厚感のあるリング。
これ1つで手元の存在感を格段にアップさせる主役のアイテムです。
超高額だからこそ、身に着ける価値があるリングではないでしょうか?
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【クロムハーツ K22 トゥルーファッキンパンクリング】
ピラミッドスタッズのデザインを用いたパンキッシュなリング。
多くのブランドで取り入れられているデザインですが、22kで再現するのはクロムハーツならでは。
これ一つでシンプルに、重ね付けでゴージャスに、色々楽しめるリングです。
男性、女性問わずおススメです。
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22Kネックレス/ペンダント
【クロムハーツ タイニーファット22K パヴェダイヤモンド】
22Kベースに13Pのパヴェダイヤをあしらった最高のペンダントトップ。
ジュエリーは女性的なデザインが多い中、ハードなデザインはクロムハーツならでは。
特別なプレゼントや頑張った自分へのご褒美にいかがですか?
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【クロムハーツ 22Kフレームドチャーム/CHプラスw/PAVEダイヤモンド ペンダント 】
CHプラスをフレームで囲い込んだ 小ぶりなペンダントチャーム。
中央、フレームのダイヤモンドがラグジュアリー感を演出しています。
コンパクトなデザインなのでいやらしくなく、上品に仕上がっています。
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【クロムハーツ CH ツイスト チェーン/20インチ 22K】
クロムハーツの定番、ツイストチェーンが22Kゴールドで表現されています。
見た目は補足華奢ですが、ゴールドならではの重みがテンションを上げてくれます。
チェーンだけシルバー、ペンダントだけシルバーより、ネックレスにするならチェーンもペンダントもゴールドで揃えたいですよね。
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クロムハーツの22k、18kについてのまとめ
・刻印の違いは「素材の純度の違い」!
・22kは純度が高い
・18kは75.0%の純度でジュエリーに向いている
今回はクロムハーツをピックアップしましたが、クロムハーツ以外にも22k、18kは使用されています。
基本的に刻印の見方は海外のどのジュエリーブランドも同じなので、参考になると思います。
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