セカンドスピリッツでは、買取後に自社でケア・クリーニング・メンテナンスを行なうことを前提に査定しており、状態の回復が見込める場合はマイナス査定いたしません。
また、既にダメージや汚れなどがある場合は少しでも状態の回復が出来るように努め、最低でも悪化しないように工夫しています。
自社で手入れを行なう5つの理由
①なるべくマイナス査定させないため
これまで他社のリサイクルショップを利用した時、ちょっとしたスレや色落ちなどでマイナス査定で買取価格が安くなった経験はありませんか?
セカンドスピリッツは自社の手入れで状態が回復出来そうな場合はマイナス査定いたしません。
②高く販売するため
自社で商品の手入れを行なう場合と行なわない場合、一番差が出るのが”販売価格”です。
手入れを行なうことが直接的に買取に影響するのではなく、高く売れる⇒間接的に高く買い取れるのです。
③どんな状態でも買い取りが出来るように
依頼して頂いたアイテムの買取をなるべくお断りすることが無いよう、自社の手入れを行なっています。
高級アイテムなどで自社で手入れが出来ない場合は外注でメンテナンス・修理をして再販しています。
④お客様の手を煩わせないため
他社サイトでよく見る“高く売るためには手入れをしてください”というお願いは、セカンドスピリッツの理念には一切ありません。
当店の買取担当者のように長年の経験を積めば、「このアイテムは手入れをすればこのくらいは状態の回復ができるだろう」というのがある程度分かります。
お客様が面倒な手入れの手間をかけずに売りたいときにに売れるショップを目指しています。
⑤売却をお悩み中のお客様の為
日ごろからお手入れを行なっていれば、どの”ケア製品がどのアイテムに合う”というのが見えてくると考えています。
例えば事前査定や本査定の後にお客様がお悩み中だったりキャンセルをご希望だった場合、次のご依頼(売りたくなった時)の時に状態が変化・悪化していると確実に査定額が下がります。
当店から手入れ方法や状態を悪化させない方法をお伝えさせて頂くことで、次にご依頼を頂くときになるべく査定額が安くならないようにできたら幸いです。
自社の手入れ方法
手入れ可能な素材
- ◆コットン
- ◆ウール
- ◆ポリエステル
- ◆レザー各種
- ◆ステンレス
- ◆シルバー
- ◆金
- ◆プラチナ
- ◆その他
手入れ可能なアイテム
- ◆リブ付きの洋服・ダウンジャケット
- ◆レザー・ライダースジャケット
- ◆レザーバッグ
- ◆レザー財布
- ◆革靴・ブーツ・スニーカー
- ◆腕時計
- ◆シルバーアクセサリー
マイナス査定しないために行なう手入れ
基本的に簡単な作業なので、ご自宅のお手入れとしてもほとんどが参考になるかと思います。
【毛玉がある洋服】
◆毛玉取り機で除去
【シワが多い洋服】
◆スチーム(蒸気)アイロンでシワ取り
【僅かなレザーのスレ・色落ち・汚れ】
- ①ブラッシング
- ②汚れ落とし
- ③オイル or クリーム
- ④磨き
【シルバー・時計のケース・貴金属にコキズ】
- ①クロスで磨き現状の確認
- ②専用機械でポリッシング
- ③仕上げ
【スニーカーのソールの汚れ】
- ◆消しゴムで汚れ落とし
- ◆ブラシで汚れ落とし
状態の回復を目指す手入れ
【洋服の生地に汚れがある場合】
- ◆洗濯
- ◆エタノール中性洗剤水で汚れ落とし
【目立つレザーのスレ・傷・色落ちがある場合】
- ①素材の確認
- ②ケア製品の選定
- ③ブラッシング
- ④クリーナー
- ⑤汚れ落とし
- ⑥オイルアップ or クリームで保湿・補色
- ⑦寝かせる
- ⑧磨き
- ⑨撥水スプレー
【シルバー・時計のケース・貴金属の輝きが失われている場合】
- ①水洗い
- ②拭き取り
- ③洗浄液で磨く or 投入放置
- ④ブラッシング
- ⑤2段階の研磨
- ⑥バフがけ
- ⑦磨き仕上げ
状態を悪化させないための手入れ
【ボリュームが無いダウン製品】
- ①全体的にほぐし
- ②蒸気当て
- ・繰り返し
【ニオイがあるもの】
- ①蒸気(スチーム)で見えない汚れやにおいのもとを浮かせる
- ②水拭き or カラ拭き
- ③除菌スプレー
- ◆高級アイテムはクリーニングも検討
【バッグや財布の糸ほつれ】
- ◆レザー or シェル用ボンド
- ◆焼き
【バッグや財布の内側のベタつき】
- ◆乾燥
- ◆内部にシリカゲルを投入
- ◆除湿剤をがある場所へ保管
- ◆近くに水分を置かない
【生地の破れ】
- ◆リペアテープを張る
- ◆専用ボンドで固着
自社で手入れができない状態
中古でも数万円~数十万円するアイテムは、買取後にクリーニングやメンテナンスを行うために外注に出します。
査定額は状態や費用を考慮した価格となります。
クリーニングの外注
- ◆汚れがひどい
- ◆カビ取り
- ◆ニオイが取れない
- ◆ダウンジャケットのボリュームダウン
- ◆その他
腕時計修理・メンテナンスの外注
- ◆オーバーホールが必要な状態
- ◆防水時計の電池交換
- ◆ガラスの割れ
- ◆針取れ
- ◆リューズ取れ
- ◆錆取り
- ◆その他
ブランド直営店・レザークラフト店へ修理の外注
- ◆バッグや財布の裏地のべた付き
- ◆レザーの破れ・穴あき
- ◆ジップの破損
- ◆バッグのハンドルが取れている
- ◆糸ほつれ
- ◆ダウンジャケットのダウン抜け
- ◆アクセサリーのチェーン切れ
- ◆石取れ
- ◆その他
靴の修理店へ外注
- ◆靴の前ソール張替え
- ◆靴のヒール交換
- ◆滑り革補強
- ◆その他
修理やメンテナンスが必要になる前の対策
使っていれば手入れが必要になりますが、その前に対策を取れば汚れやダメージを抑えることができ、結果的に買取価格が下がりにくくなります。
レザージャケットの査定額を下げない対策
- ◆着用後には陰干しする
- ◆直射日光を避けて保管する
- ◆クローゼットに除湿剤を置く
- ◆防水・撥水スプレーで水分・汚れをつきにくくする
- ◆着用後、ブラッシングで見えない汚れを落とす
- ◆スレが出てきたらオイルまたはクリームで補色・保湿する
レザージャケットの大敵ははカビです。汗や梅雨の時期の湿気を放置したまま保管すると後戻りできないほどのカビが発生する場合があります。
湿気取りや除湿を行いつつ、汚れ・スレを防ぎきれいな状態が保てていれば高く買い取ることができます。
ダウンジャケットの査定額を下げない対策
- ◆自分で洗濯しない
- ◆シーズン後、クリーニングに出す
- ◆通気性の良い衣装カバーで保管する
- ◆衣装ケースにギュウギュウに詰め込まない
- ◆防水・撥水スプレーで水分を避け、汚れをつきにくくする。
ダウンジャケットは基本的にクリーニング店に依頼しましょう。もし洗濯機で洗う場合は、乾燥機にテニスボールを入れてダウンがまとまってペチャンコにならないようにするのが大切です。
また、湿気を吸うとダウンにもカビが生えて中からニオイを発する場合があります。陰干しや除湿剤を用いて対策することで、査定額が下がりにくくなります。
腕時計の査定額を下げない対策
- ◆リューズをしっかり締める
- ◆直射日光が当たらないようにする
- ◆なるべく動かし続ける
- ◆電池切れのままにしない(液漏れの原因)
腕時計の敵は衝撃と水分の混入です。また、動かしていないとオイルの固着により動作不良の原因となりますので、時計として動かしておくことが査定額を下げないポイントです
シルバーアクセサリーの査定額を下げない対策
- ◆着用後はクロスで磨く
- ◆ぶつけたり角があるものに注意する
シルバーの黒ずみは酸化ではなく硫化と言われるもので、汗と空気などに銀が反応して起こる現象です。
わずかな硫化ならクロスで磨けばきれいになりますが、真っ黒になってしまうとポリッシングは容易ではありません。
ピカピカなシルバーがということを理解しておりますが、中古のシルバーアクセサリーの買取はきれいな状態のほうが高い査定が可能となります。
靴・ブーツの査定額を下げない対策
- ◆保管は直射日光を避ける
- ◆履いた後にブラッシング
- ◆チューツリーを使って変形防止
- ◆定期的に補色・保湿する
- ◆踵が減ったら交換する
- ◆撥水・防水スプレーを使う
靴の査定では、レザーのスレ・傷・ソール・ヒール・中の状態がポイントになります。
擦れが気になってきたらなるべく早めにケアしたり、防水・撥水スプレーは必須です。これだけで無駄な汚れを防いで査定額が下がりにくくなります。
買取の際にも靴やブーツの印象が良くなるため、高額査定も可能です。
スニーカーの査定額を下げない対策
- ◆踵をつぶして履かない
- ◆防水・撥水スプレーを使う
スニーカーは完全に消耗品ですが、ちょっと気を付けるだけで査定額が劇的に変わる可能性があります。
かかとをつぶしてはいている場合はかなりさて額に影響があるため、しないほうが良いといえます。またキャンバスやレザーのスニーカーに限らず、防水・撥水スプレーで汚れを防ぐことで使用感が目立たなくなり査定額が下がりにくくなります。
バッグ・財布の査定額を下げない対策
- ◆保管の際は除湿剤を置き、カビを防ぐ
- ◆中はシリカゲルで除湿し、べたつきを抑える
- ◆防水・発送スプレーでレザーのシミを防ぐ
- ◆スレが出てきたら保湿する
- ◆変形しないようにアンコを詰める
- ◆黒ずみが出ないようにバンダナを巻く
バッグや財布の場合、カビやべたつきが大敵です。除湿剤を使うことで簡単に防ぐことができます。
また、レザーを用いたバッグや財布はシミや汚れがつくことがありますが、防水・撥水スプレーでシミや汚れが付きにくくなります。
黒住はある程度仕方がありませんが、どうしてもきれいなまま使って高く売りたいときは、バンダナなどで可愛く持ち手をアレンジするのもおすすめです。
状態による買取価格への影響
手入れをして状態の回復が見込める場合は、現状査定よりも優遇した買取価格をお付けすることも可能です。
どのような状態ならどの程度の買取率で価格計算をしているのかをご案内しているページがあります。
手入れ可能なアイテム
金・プラチナ・銀(貴金属) | ブランド品 |
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ブランド腕時計 | 洋服・古着 |
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レザー・ライダースジャケット | ダウンジャケット |
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靴・ブーツ | シルバーアクセサリー |
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スニーカー | ブランドで探す |
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